Stchang’s Diary

すとちゃんが綴る、他愛ないほのぼの日常。

楽器演奏

 恥ずかしながら、ぼくは前に記事に出したギターしか弾けない。本当にド下手でよければ、実はベースも少々できたりはするが、自分では持っていない上にここ何年か全然触っていないから、果たして今もきちんと弾けるのかと言われれば、あまり自信がない。

 

 こんな風にちゃんと作曲を始める前は、「いろいろと目立つことができる」と一丁前にプレイヤーを志向していて、中でもドラムやキーボードに憧れていた時期がある。ドラムに対しては正直今でも憧れがある。キーボードは高度な技術を会得するのが難しそうに思えて早々に諦めた。

 

 そのドラムは、以前の記事に登場している地元の親友と、やはり地元にある音楽スタジオを訪れた時、少しだけ触って「叩けるもんやな」と勘違いをしたのもつかの間、すぐにその難しさに唖然として以来やっぱり触っていなかった。根性のないやつだと自分でも思う。

 

 DTMを覚える前は、ぼくは全部の楽器を演奏できなければ、こういったものは出来ないのだと勝手に思い込んでいた。よくよく考えると全くそんなことはない。もしそうであればDTM人口は今よりずっと少ないものになるだろう。マルチプレイヤーでなくても曲が作れるから、DTMは良いのである。

 

 ただ、ちゃんと作曲を行うに従って、楽器を演奏できる人はそれだけでかなりの強みになるな、と思ったのもまた事実だった。きちんとアレンジが決められると、やっぱり聴いている分にも気持ちがいい。気持ち良さを求めて音楽をやっているわけではないけれど、聴きやすいのは強みである。それに、何と言っても楽器が複数演奏できると、それだけでアイディアの引き出しが本当に増える。

 

 時間ができたら、ちゃんと楽器を練習してみたいと思う。まずはドラムからかな。

電子音楽

 あまりこの手のジャンルに明るい方ではない。最近になってようやく意識的に聴き始めた節がある。と言ってもいわゆるニワカリスナーの域を出ないと思われるけれど。

 

 Daft PunkThe Chemical Brothersはこの街に来てからアルバムを借りた。そしてちゃんとアルバムを借りて聴いたのが、おそらくこの2グループくらい。後者は地元にいるときから名前は知っていた。前者は単純にパンクバンドなんだと思っていたから、きちんと認識した時は驚いた。「愚かなパンク」という意味だそう。

 

 Daft Punkは「Technologic」という曲が良い。The Chemical Brothersは「GO」、「Hey Boy Hey Girl」など。その他のアーティストに関しては、パラパラと曲のみをYouTubeから引っ張ってきて聴いている。

 

 ボーカロイドなどを用いて曲を作ったり、個人で全ての工程を行っている人たちが志向する音楽にはこの電子音楽が多いように思う。ぼくは逆に電子音楽がうまく作れないし、これまでずっとバンドの作る音楽ばかりを聴いてきたので、自分が作るにもバンドサウンドが作りやすいというのがある。なので今後も作る分にはバンドサウンドが良いとは思っている。

 

 ただ、聴くことになると、基本的になんでも大丈夫なタイプなので、今後は電子音楽も積極的に聴いていきたいと思っている。前述のことを言っておきながら、もしぼくが電子音楽を作るようになったら笑っていただきたい。すでに「ちょっと面白そうではあるよな」とは思っているのだが。

 

 今日もせっせと曲を聴く。

手紙と恋

 小学校高学年の頃のこと。人並みに恋をしていたけれど、相手にどうやって思いを伝えて良いものかさっぱりわからなかった。友達の何人かに相談して、そのうちの一人から「手紙を書いて渡せばいい」なんて古き良き方法を教わって、馬鹿丁寧な手紙をしたためて相手の机に入れたことがある。その子は自分の友人何人かと発見して、顔を真っ赤にしながら読んでいたけれど、それ以上に恥ずかしかったぼくは気を紛らわせるために大笑いをしながら駆け足で廊下を駆け抜けていた。

 

 その子からは当然のように返事が返ってくることはなく、その後中学校に上がってからは学校の中で地位が全然高くなかったぼくを避けるようになった。ぼくと違って猛烈に頭が良かったから、高校は全然違うところに進学した。それ以来全く会ってない。成人式でも見かけた記憶がない。高校からは例のスクールカーストでの立ち位置が本格的に下になったから、ぼくも正直それどころではなかった。

 

 何年か前、現在もだけれどSNSが急速に普及して久しい時に、友達がそのうちの一つをやっているというので試しにぼくもやった。いろいろいじくっている時に、それらしい人を見つけた。とてもまっとうに自らの道を進んでいる、充実した人生があったので、なぜだかひどく安心した。

 

 まさかあの頃の恋心が未だに残っているなんて間違っても思わないけれど、温かい心持ちになることは、少なくとも中学校に上がってからも一方的なものだけれど、憎からず思ってはいたのだろうか。

 

 そんなことをのんびりと思い出した出張の帰り道だった。

お菓子

 先日、実家からたくさんの荷物が送られてきた。主に食品なのだけれど、その中には大量のお菓子も含まれていた。とてもありがたい。ぼくは普段お菓子をパクつくことがよくある。現在の、経済的にそんなに無理のできない状況で、たくさんのお菓子を送ってもらえるのは、自分で買いに行かなくていい分、手間もお金も節約できて嬉しい限りだ。

 

 好きなお菓子は何かと考えてみたとき、パッと浮かんだのはポテトチップスだった。メーカーにはこだわらない。強いて言えばうすしおが好きだけれど、味もあんまりこだわらない。ピザ味でものりしおでも、なんでも美味しい。そういえば、母もポテトチップスが好きな人だった。健康のことなんかを考えたりすると、化学調味料などをふんだんに盛り込んでいるであろうポテチは控えるべきなのだろうが、細かいことを気にしすぎては生きていけないと、こんなところだけ正論を持ってくる。

 

 最近はグミもよく食べる。遠出した帰りなど、ぼくはよくコンビニに寄ってコーヒーと一緒にグミを買う。グミに関してはどちらかというと思い切り甘いものよりも多少酸っぱいものの方が好みだったりする。酸っぱいものは嫌いではない。梅やレモンなども好きだし、それらを使用したお菓子も好きだ。

 

 作業の合間にお菓子を食べていると、現在の自分がとても平和な空間にいることを唐突に実感することがある。つかの間の充足を得て、また気がついたら明日の予定を思い出して少しばかりため息を吐いている。そんなときは大抵お菓子を食べ終えた後。安息を感じられるのも、お菓子のもたらす作用の一つなのだろう。

 

 間食は敵とはダイエット中によく言われるけれど、たまには三時にお菓子をつまむのもいい気分転換になる。ぼくの場合普段の三時は仕事中だし、お菓子をつまむのは「たまに」では済まないところが難点か。

 

 当分、安息に困らずに済みそうで何よりだ。

エッセイ、対談、インタビュー

 「Stchang's Diary」も、日記とは名ばかりに半ばエッセイを綴っているようなものだけれど、エッセイなどに対する憧れみたいなものは昔からあった。ぼくには「この人は、実は小説もエッセイも書いているけれどぼくはエッセイしか読んだことがない」みたいな作家が何人かいる。小説を読んで見て「合わないな」と思っても、エッセイを読むとずいぶんしっくりくる人が割合に多いように思う。

 

 ちなみにエッセイの起源は「モンテーニュ」と言う、はるか昔に実在したフランス人の「エセー(随想録)」と言う書物なのだそう。ぼくはこれをこの街の図書館で見かけて、一応ペラペラとめくったことはあるけれど真剣に読んだことはない。なので偉そうなことは間違っても言えない。

 

 また、対談などにも惹かれる。こちらになると本として出版されているもの以外に、テレビ番組でも行われていたりする。アニメや映画の放映などを除いて普段テレビをあまり見ない人なのだけれど、対談番組がたまたま映ったりすると思わず手を止めて見ていたりする。番組名に明るくないので下手なことは言えない。なのでどの番組がいい、などは言うのを控えようと思うけれど、対談番組は結構面白い。

 

 インタビュー記事になると、主にミュージシャンが受けているものを読む。大抵音楽雑誌か、さもなくばインターネット上に上がっている記事になる。一時期YouTubeなどで、ミュージシャンの行っている(いた)ラジオ番組を延々と聞き続けることにはまっていたことがあり、その時にそのミュージシャンが自分を担当していたレコード会社の社員だったり、仲のいい音楽記事のインタビュアー、編集者だったりを帯同して番組を進行しているものも聞いていた。その業界に全く詳しくないからやはり下手なことは言えないが、ラジオに出演するくらいだからその方々もやっぱりお話は面白かった。

 

 上記の三つを読んだり、見たり、聞いたりするのは、自分が興味を持った人がどのような考え方をして生きているのか、その方がクリエイターだと、普段どんな風に考えながら作品なんかを作っているのか、自分の普段の生活に対してどんな感想を抱いているのか、もしくはいないのか、などを知るいい機会になる。ぼくは作品に興味を持つと、それを作り出した人にも興味が向くタイプの人なので、こういうのは普段よくチェックしている。単純に暇つぶしにももってこいだし。

 

 最近はあんまり読んでないけれど、また読んで行こうと思う。

温泉

 なんだかジジ臭いタイトルが続いているが、温泉。

 

 地元では、行きつけの銭湯があったから父とよく行っていた。結構広々としており、今住んでいる街と比べて人口も少ないものだから快適に過ごせていた。のびのびと足を伸ばして風呂に入るのは気持ちがいい。普段入らないようなもの、サウナだったり湯の成分が違うものだったりに入るのも面白いし、ぼくは結構好きだった。

 

 こっちに引っ越してきて、一度、一人で街の大きな温泉に行ったことがあるけれど、さすがに地元の銭湯のようにはいかなかった。何と言っても人が多い。湯に入るにも一苦労、体を洗うにも一苦労。それ以来、あまり足が向かなくなってしまった。

 

 遠出する機会があった時に、その場所の温泉に入ったことがある。有名な山の近くにある温泉で、やっぱり見晴らしは最高、湯加減も良かった。人も街と比べるとそれほどいなかったし、すごく良かったけれど、行くだけで時間がかかるし、交通費もばかにならないからそれ以来行っていない。また行きたいとは常々思っているけれど。

 

 帰省するたびに、父と地元の銭湯に行くのが通例になっている。その度に、「ここはなんて快適なんだろう」と思ってしまうのはおそらく地元バカになっているだけではないだろうと思っている。

 

 近々帰省するし、夏だけれどまた銭湯行こうかな。今日は父の日。父と話していて、ふと思い出したのでこの話題にしてみた。

 

 気温は日に日に上がっていく。

お酒

 普段は一切飲まない。飲み会、忘年会、新年会など、何かしらの行事があったり、あるいは友達と会ったりした時に飲むことは飲む。ただ、お酒が嫌いなわけではない。むしろ好きな方だと思う。その証拠に、行事があったりした時はこれ幸いとばかりに飲む。たらふく飲む。

 

 一番好きなのは焼酎。ビールはあまり。乾杯は大抵ビールだから、その時に興が乗ればしばらくはビール。だいたい二杯目くらいからは焼酎に切り替える。さらに興が乗ればウイスキーなども入れる。

 

 焼酎は芋がいい。麦も好きだけれど、どちらかと言われればやはり芋。何と言っても味がいい。最近は「黒霧島」ばかりを飲んでいる気がする。あれは美味しい。

 

 昨日更新しなかった上に、この後はできそうにないので、今Diaryを更新している。本日、友達と飲んできます。焼酎、久々やな。