初めまして、すとちゃんです。
はじめまして。すとちゃんです。すとちゃんと申します。
関西から出てきて数年が経ち、ぼくが拠点としているこの街での生活にも、ようやっと慣れてきたように感じます。
慌ただしい喧騒、とは都会を表現する際によく用いられているようですが、ぼく個人としては、故郷からこちらに引越してきた頃より、現在住んでいる街をそれほど喧しいと感じたことはありませんでした。ひょっとすると、この街の水が、自分とあっていたのかもしれません。
在住年数としてはまだまだなのですが、これからもしばらくはこの街にご厄介になりそうです。
ぼくは趣味で音楽を作っています。
DTMという表現ジャンルを選び、VOCALOIDというものを用いて、楽曲制作の上でほぼ全ての作業を一人で行っています。
自分の楽曲については、いろいろな方々と協業するなどして、動画投稿サイトなどへ投稿を行っていく予定でおります。
誰がいるのかもわからない、頗る暗い闇の中へと、思い切り勢いをつけて全身を投じる覚悟で参る所存です。本来表現とは、そのようにして行われるべきものなのだと思います。
ぼくが好きな物書きの方が、とあるエッセイで音楽について「絶えず更新されていく今この瞬間のこと」と非常に詩的な表現をしておられました。この言葉は、その後も絶えずぼくの中で響いているように感じています。
「今この瞬間」、それはかつてこの世で名を成した偉大なアーティストが、自分たちの腕と才覚を信じてひたすら走り続けた時間に他なりません。自分も、彼らが走り抜けた時間の一端を更新している。そう考えながら曲を作っているとなかなか面白いです。とても素敵だ、とも思います。
当然ながら時代は移り変わって行きます。ぼくが普段好んで聴いている音楽ジャンルであるロック一つとってみても、その変遷は実に興味深いです。
創作手段も表現の仕方も、その時代に合ったものに変わっていくのでしょう。そのようにして形作られた音楽という表現の前では、個々人が果敢に挑戦していることについて「このやり方は間違っている(古い)」などということは、それ自体野暮なことなのかもしれませんね。
ぼくのように、VOCALOIDと言うものを用いてほぼ全ての工程を一人で行い、一人で曲をつくっている人たちが多数いる現実を、果たして昔のロックスター達は想像していたのでしょうか。
そのことについて非常に興味があります。ロック黎明期の方々へインタビューする機会などがもしあれば、是非ともぼくが彼らに聞いてみたいことの一つです。
そんな方々に届くかどうかは全く持って定かではありませんが、なんとなく、ぼくはこれからも、自分の好きな音楽を作りながら生きて行くのだろうと感じています。
日中は働きながら、日々の空いた時間を音楽に当てる。ぼくの生活はひとまず、そんなところに落ち着いているようです。
これから先、この生活がどうなるのかは一切わかりません。繰り返しになりますが時代は移り変わります。数年前の自分は音楽を、自分の表現のジャンルに選んでいなかったことを考えると、これは劇的な変化です。
この「Stchang's Diary」と名を付したブログは、ぼくが上記のようにごちゃごちゃと考えながら過ごす他愛のない、それでいてほのぼのとしている(と自分では思っています)日常を、自分の言葉とペースでのんびりと綴っていく場にできれば、と思っています。
ところで普段のつぶやきについては、ぼくのTwitter(https://twitter.com/St_like_E)でも随時更新しています。
こちらの方が、ぼくの考えなどが皆様の目に触れる機会は多いと思われます。今後、発表を予定している動画等の作品に関する宣伝も、こちらが早くできると思っています。よろしければ、ツイッターについても見ていただけるとありがたく思います。
余談ですが、Twitterでのつぶやきについてはほぼ全てを自分が生まれ育った故郷の言葉で綴っているので、発言の意図がわかりにくい場合は指摘をいただけると非常に助かります。
まとまった考えや文章を投稿するための場があると、今後の創作活動に味が出るかもな、と思ったので、あえてこの場を開設しました。長文を書く作業は昔から苦手ではありません。他方、歌詞のような文章も書いていて楽しいです。どうやらぼくは長短問わず文章というものに、昔から惹かれているようです。
初投稿であるにもかかわらず、ずいぶん長々と書き連ねてしまいました。
「Stchang's Diary」では、これからの活動のことや自分の試み、創作した作品のことなどについても、もちろん更新いたします。
是非、この壮大で奥深い一興に、皆様もお付き合いください。
暦の上では間も無く芒種のようです。梅雨に突入し、暑さも本格化する時期となります。お互いに色々と気をつけて参りましょう。
本日はこれにて失礼いたします。
お読み頂きまして、ありがとうございました。