Stchang’s Diary

すとちゃんが綴る、他愛ないほのぼの日常。

アニメ

 タイトルは大きく「アニメ」としたが、ぼくははっきり言ってアニメにはとても疎い方だと自覚している。アニメどころかそれに関連した媒体、漫画や動画などの文化すらも疎い方だと思う。こと最近のアニメに関する知識など、それこそ恥ずかしいくらいに浅い。それでも何とか目立ったところで引っ張り出してくるならば、今頃ようやっと「BanG Dream!」を見終え、「ラブライブ!サンシャイン!!」に取り掛かっているところで、その他に見たものも数えるくらいしかない。

 

 ぼくと交流してくださっている方々がTwitterで時々推しているアニメも、大変恥ずかしながら実はあまりわかっていない。例えば、「カゲプロ(カゲロウプロジェクト)」はniconicoに上がっている一連の動画作品を中心に見ているから、白状すると実はアニメ(メカクシティアクターズ)を見たことがないし、一連の曲は好きだけど、最近やっとあらかた聴き終えたくらいである。小説(カゲロウデイズ)だって先月くらいにようやく一巻を買って、半分くらいまで読み進めているところなのだった。

 

 また、「おまグン(お前はまだグンマを知らない)」に至ってはタイムラインで見るまでその存在すら危うかった。自分で調べてみて、面白そうだから漫画を買いたいと思っているけれど、まだ買えてすらいない。

 

 「カゲプロ」の繋がりで言うと、自分がボーカロイドを用いて曲を作るようになるまで、「ボーカロイド」の存在すらも実は危うかった。果たしてそれはコンサートなどを行っている「アイドル」なのか、はたまた自分で買える「商品」なのか、どっちなのかわからずに悩んでいたほどであった(※今はしっかりわかっています)。自分で作り出してから、はじめてきちんとボカロ楽曲を聴くようになったので、正直に言うと実は今のボカロのトレンドとされる楽曲や有名Pとされる方々をあまり詳しく理解していない節があり、大変申し訳なく思っている。これからどんどん視聴していくつもりである。

 

 ぼくが学生の頃、「niconico」がまだコンテンツの総称としても「ニコニコ動画」と呼ばれていた頃に好んで視聴していたのは「組曲『ニコニコ動画』」だったり(全部諳んじられるくらいに聴きこんでいました…)、「エアーマンが倒せない」だったり、「思い出はおっくせんまん!」だったりした。その頃の人たちはそれぞれ活動の形を変えたりして、現在もしっかり活動されているようである。時々その片鱗を見て、一人で勝手に温かい心持ちになっている。

 

 一方、ぼくのリアルの友人にはいわゆる「ガチオタ」と呼ばれている人たちがたくさんいる。その人たちは、それはもう「ガチ」なものだからぼくのような俄か者とはまるでレベルが違っていて、例えば冒頭に述べた「ラブライブ!サンシャイン!!」などは、現在も全国各地で精力的に行われているコンサートには何の躊躇なく仕事を休んで遠征。この作品の第一期がブームとなっていた頃など、アニメはBDを文字通り「全巻新品で」揃えた上で、映画館で何かの節目に行われる「全話スペシャル上映」にお金を払って3回程度は見に行くほどの気合の入れようである。

 

 当然劇場版なども複数回は当たり前、一番気合を入れていた友人など、なんと聞いて驚け、「13回」見ている。考えてもみてほしい。「映画館で」「大人料金で」「13回」である。言葉を並べてみるだけで、もはや暴力である。映画を見た分だけ特典としてステッカーなどがもらえるとはいえ、疎い方であるぼくからすれば、一体誰が誰に向けているのかわからないが紛れもない暴力に聞こえる。ただ、その次くらいに気合がすごい友人に、「ステッカーが二人分もらえて目当てのものに当たる確率が高くなるから」と言われ、かくいうぼくも「映画館で」「大人料金で」「5回」見ているから実は人のことをあんまり言える立場ではないのだけれど。

 

 本について書いた記事にも共通するけれど、それくらいにぼくの友人を熱中させている「アニメ」の存在の「強さ」とでも言うべきものを、最近、身にしみて感じる。確かに最近のものは、いやそれに限らずだけれど、ストーリーはしっかりしているし、絵は良いし、すごく面白いものがたくさんある。映画も面白いし、連続放映されているアニメも面白い。うん、何だか見たくなってきた。

 

 何かおすすめを友人に聞いてみようかな。