Stchang’s Diary

すとちゃんが綴る、他愛ないほのぼの日常。

日記を書くこと

 個人的な日記を初めて書いたのが、確か小学生の頃だったと記憶している。その頃まだゲームに熱中していて、RPGの登場人物が日記を書いていたから、その真似をした。やってみると、やっぱり文章を書く作業だから性に合っており、中学校に入学するまで続いた。入学した後は、環境の激変に応じてぱったり止めてしまったけれど。

 

 再開したのは高校の卒業間近。とりとめのない日常を、そのとき影響を受けていた小説の文体に似せて書くのがマイブームだった。これは現在の職場に就職するくらいまで続いた。就職した後には、やっぱり環境が変わったことで日記の存在を忘れてしまい、ぱったりと止めてしまった。環境が変わってしまうと、それに適応するまではどうしてもいろいろ手につかなくなってしまうのがぼくの性分である。

 

 やがて、幾分落ち着いた頃にこの「Stchang's Diary」を始めた。どうやらぼくには一定の間隔で、日記的なものを書きたくなる時期が来るようだ。

 

 とりとめのない日常を書き記すのは結構好きな作業だったりする。ぼくが尊敬している人で、もうすでに亡くなってしまっている偉大な人が「せめて自分が輝いていた一時期だけでも日記を書いておけば、面白いものになっていたのではないか」というようなことを言っていた。その人が日記を残していたら本当に面白かっただろうな、読んでみたかったな、と少し思う。

 

 自分がそんな風に思われる日なんて多分来ないだろうが、自己満足的にでも日記を綴るのは楽しい。ぼくには写真があまりわからないし、絵などは全く描けない。ぼくにとって日記とは、自分が見た風景や、ぼくが思ったことや、考えたことなどをそっと切り取って、ノートの上に保存しておくための作業にもなっている。後々に読み返してホッとすることもあるし、めちゃくちゃ恥ずかしくなることもあるし、声を出して笑うこともあったりする。何年か後にここを読み返したときにも、同じような感覚を味わえるかもしれないから、「Stchang's Diary」はこれからもちょこちょこと続けていこうと思う。

 

 なんてことを、二日三日も更新の間が空いた人間が綴っている。