Stchang’s Diary

すとちゃんが綴る、他愛ないほのぼの日常。

楽器演奏

 恥ずかしながら、ぼくは前に記事に出したギターしか弾けない。本当にド下手でよければ、実はベースも少々できたりはするが、自分では持っていない上にここ何年か全然触っていないから、果たして今もきちんと弾けるのかと言われれば、あまり自信がない。

 

 こんな風にちゃんと作曲を始める前は、「いろいろと目立つことができる」と一丁前にプレイヤーを志向していて、中でもドラムやキーボードに憧れていた時期がある。ドラムに対しては正直今でも憧れがある。キーボードは高度な技術を会得するのが難しそうに思えて早々に諦めた。

 

 そのドラムは、以前の記事に登場している地元の親友と、やはり地元にある音楽スタジオを訪れた時、少しだけ触って「叩けるもんやな」と勘違いをしたのもつかの間、すぐにその難しさに唖然として以来やっぱり触っていなかった。根性のないやつだと自分でも思う。

 

 DTMを覚える前は、ぼくは全部の楽器を演奏できなければ、こういったものは出来ないのだと勝手に思い込んでいた。よくよく考えると全くそんなことはない。もしそうであればDTM人口は今よりずっと少ないものになるだろう。マルチプレイヤーでなくても曲が作れるから、DTMは良いのである。

 

 ただ、ちゃんと作曲を行うに従って、楽器を演奏できる人はそれだけでかなりの強みになるな、と思ったのもまた事実だった。きちんとアレンジが決められると、やっぱり聴いている分にも気持ちがいい。気持ち良さを求めて音楽をやっているわけではないけれど、聴きやすいのは強みである。それに、何と言っても楽器が複数演奏できると、それだけでアイディアの引き出しが本当に増える。

 

 時間ができたら、ちゃんと楽器を練習してみたいと思う。まずはドラムからかな。